[第六番]賣布神社

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 賣布神社は、遠く神代において摂社の御祭神である櫛八玉神(くしやたまのかみ)が、潮の流れの中にあるとされる速秋津比賣神(はやあきつひめのかみ)を生命の祖神としてお祀りになったことに始まり、後に樹種の神とされる相殿の三神が合わせ祀られたと伝えられている。

 

め ふ じ ん じ ゃ

賣布神社

〒690-0005島根県松江市和多見町81
tel 0852-21-4972 fax 0852-24-3698

  賣布神社は、遠く神代において摂社の御祭神である櫛八玉神(くしやたまのかみ)が、潮の流れの中にあるとされる速秋津比賣神(はやあきつひめのかみ)を生命の祖神としてお祀りになったことに始まり、後に樹種の神とされる相殿の三神が合わせ祀られたと伝えられている。 このことは、海の潮の働きと地上の樹木の働きがあいまって海河山野の幸がもたらされ、人々も生かされていることが示されている。 神ながらの道の原点は、大自然の営みに畏敬の念をはらい、自己の生き方を律して、諸々の禍(わざわ)いや過(あやま)ち、そして気枯(けが)れ(穢れ)などあればこれを見直し、人本来の生き方や生命力を蘇らせることにあり、それが「祓え・清め」の真の意義でもある。 そのための活力(気・き)は、「潮の気(水気や塩気)そして樹木の気に宿る神々によってもたらされる」と信仰されてきたのである。

社寺の名称
賣布神社(めふじんじゃ)  通称 白潟(しらかた)さん 橋姫(はしひめ)さん
祭神 主祭神 速秋津比賣神(はやあきつひめのかみ)
水戸(みなと)の神であり、祓(はら)え戸(門)の神
相殿神 五十猛命(いたけるのみこと) 大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
柧津姫命(つまづひめのみこと)
日本の国土に樹種を播かれたと伝わる神々
創建・開創 出雲国風土記に記される。
従って神代の昔としかいえぬが、祭神からすれば縄文期であろう。
ご利益 祓え清め、そして生命力のよみがえり
祈りの言葉 祓え給い 清め給え、守り給え 恵み給え

代表的宝物
社殿随所に見られる
龍の彫刻(中には如泥作も)
松平不昧公直筆の
「御神詠和歌の額」


大鳥居

拝殿

本殿

 

 当社は、「出雲国風土記」に「賣布社(めふのやしろ)」、「延喜式」には「賣布神社(めふのかみやしろ)」と記された古社であり、社名の『めふ』とは、海藻や草木の豊かに生えることを意味している。 元の鎮座地は、古代名の「意宇の入海(おうのいりうみ)」(今の宍道湖)の西部湖岸と考えられ、潮の流れや地形の変動に伴い遷座され、岩崎鼻(袖師ガ浦)に鎮座した時代もあり、潟地が広がって白潟(しらかた)の地が形成されて現在地に遷座されたのが十三世紀頃と考えられ、「白潟大明神」とか、十五世紀には「橋姫(はしひめ)大明神」とも称され、水郷松江の産土神(うぶすながみ)として鎮座した。 また、中世には港町「白潟」の宮座の権利として神田や漁業権を保有してきた歴史があり、祭儀では摂社の「櫛八玉神」の御事蹟と関連して、古代神話の国譲りの段に因む神事が継承されてきた。



境内風景

主な行事
歳旦祭 一月
潮会(しおあい)の祭・鼕開(どうびら)き 一月
節分祭・立春祭 二月
春祭 五月
大祓(おおばらえ)祭・夏越祓(なごしはらえ) 六月
夏祭り・船神事 七月
例大祭 御饗(みあえ)の神事・すずき祭・焚火の神事

  宿泊施設 JR松江駅周辺、市内に旅館、ホテル多数

  交通アクセス  
  JR松江駅より10分
  駐車場情報 周辺に民間の有料・無料駐車場多し







所在地と周辺地図


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