[第十七番]峰寺

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 神々の里出雲から斐伊川を溯り、雲南地方の入口辺りから支流となる三刀屋川(みとやがわ)に沿ってしばらく行くと、右手山腹の幽遂の霊地にたたずんでいるのが当山、峯寺である。 

 

み ね じ

峯 寺

〒 690-2402 島根県雲南市三刀屋町給下1381
tel 0854-45-2245 fax 0854-45-5105
ホームページ http://mineji.jp/

 神々の里出雲から斐伊川を溯り、雲南地方の入口辺りから支流となる三刀屋川(みとやがわ)に沿ってしばらく行くと、右手山腹の幽遂の霊地にたたずんでいるのが当山、峯寺である。
山麓より徒歩で旧道を歩くと約15分、急坂をたどり、中程にある旧仁王門(きゅうにおうもん)をくぐり、九十九段の石段を登れば、大自然の霊気に触れることができる。
中世毛利(もうり)・尼子(あまこ)の尊崇を受け、42坊の寺観を誇った面影は、現存する鎌倉風の伽藍坊舎のたたずまい、霊佛、庭園などから偲ぶことができる。
松江藩第七代藩主・松平不昧公(まつだいらふまいこう)作の庭園の背景にある山々は、出雲風土記にも記されている「伊我山(いがやま)」であり、古代神々の降臨の山と尊ばれている。主峯の弥山は標高300m、出雲大社の弥山と相対して指呼する。
大自然に囲まれた古刹でお抹茶や、四季折々の食材を使った精進料理をいただくと、俗世の煩わしさを忘れ、心癒される時間を過ごすことができる。

社寺の名称
中嶺山 峯寺 (ちゅうれいざん みねじ)  通称 出雲大峯(いずも おおみね)
宗派 真言宗 御室派(しんごんしゅう おむろは)
御本尊 大日如来(だいにちにょらい) 真言密教の教祖、平安後期、
定朝(じょうちょう)作→
聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ) 大日如来の化身、
一般大衆を救って下さる慈悲の菩薩、行基(ぎょうき)作
御創建・開創 斉明(さいめい)4年・658年
御利益 除災(じょさい)・招福(しょうふく)
お祈りの言葉 大日如来御真言 オン アビラウンケン バザラ ダドバン
聖観世音菩薩御真言 オン アロリキャ ソワカ
御詠歌 はるばると 峯まで参(まい)る 老(おい)が身の
行末頼(いくすえたの)む 南無観世音(なむかんぜおん)

本堂参拝→庭園拝観→書院またはお茶室にて
お抹茶(300円)あるいは精進料理
(要予約3150~5250円)
→観音堂参拝→山内の散策・町営遊山荘
(ゆうざんそう)まで約300m→
遊山荘に於いて雲南市を眺望
弥山(みせん)登山(約1㎞ 20分)→
出雲大社の遥拝、お地蔵さん参拝、360度の眺望

庭園

代表的宝物・国宝・文化財
絹本著色聖観音画像(けんぽんちゃくしょくしょうかんのんがぞう)
(重文、平安時代)

絹本著色真言八祖像(しんごんはっそぞう)
(県、室町時代)

絹本著色不動明王二童子像(ふどうみょうおうにどうじぞう)
(県、鎌倉時代)

紙本(しほん)著色三刀屋真景富嶽(みとやしんけいふがく)の図
(町、江戸時代)

絹本著色十二天像(じゅうにてんぞう)
(県、室町時代)

 

 斉明4年(西暦658年)、修験道(しゅげんどう)の開祖・役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)が出雲地方を巡錫中、この地に霊気を感じて庵を結び修行をなされ、ついで弘法大師(こうぼうだいし)は真言密教相応の地としてこの地を選ばれ、密教の道場をここに開かれた。 中世、毛利・尼子などの領主の尊崇を受け、祈願所として栄えた。また、出雲大峯(いずもおおみね)として広く尊称され、盛期には全山42坊を整え、近隣諸国の山伏(やまぶし)を統括した。 しかし戦国期にたびたび兵災にあい、堂宇古記類を焼失した。永禄年間(1558~69)当時の僧・快遍(かいへん)により再興。江戸時代、松江藩主松平氏の外護を得て旧観に復し、出雲国内に10有余の末寺をもち、45社の別当を兼ねるにいたった。 明治維新の神仏分離により衰退したが、今でも出雲大峯と尊祟され、1300年の法灯を今に伝える。奥出雲に春を呼ぶ「花の法要(ほうよう)、火祭り柴燈大護摩供養(さいとうだいごまくよう)」では、大和(やまと)の大峯山(おおみねさん)にて修行した20名の山伏によって執行、たくさんの参拝者で賑わう。 本堂、庫裡はいずれも江戸末期の重層建築、伊我山を借景にした庭園は、松平不昧公の作庭、雲州流の名園である。


主な行事
初護摩祈祷(はつごまきとう) 1/2 10:00~ 
護摩木(ごまぎ)を火の中に投じる、新年始めての護摩供養。
節分・厄除け護摩供養 2/3 10:00~ 
厄歳の除災招福(じょさいしょうふく), 参拝者の諸願成就を祈願。
花の法要(ほうよう)・大般若会(だいはんにゃえ) 4/15 11:00~
大般若経600巻を転読し、本尊供養,信者の除災招福を祈願。
火祭り柴燈大護摩供養(さいとうだいごまくよう) 4/15 14:00~ 
大峯山にて修行をつんだ山伏・行者が、参拝者の無病息災を祈る。
月護摩供養 1月・2月・4月以外の毎月第一日曜日 10:00~ 
毎月行われる護摩供養、参拝者の諸願成就を祈願する。
大峯山・高野山巡拝 6月下旬 
大峯山、宗祖弘法大師の真言密教の聖地・高野山へお参りする。
除夜の鐘・松明(たいまつ)行列 12/31 23:00~ 約150人
過ぎ行く1年の奉恩感謝、来る1年の平和安泰を祈願。

  宿泊施設 峯寺 遊山荘 食事・宿泊とも要予約 ℡0854-45-5800
  名物食事 峯寺 精進料理 要予約 昼食のみ ℡0854-45-2245(峯寺)

  交通アクセス  
  バス JR松江駅→広島行「三刀屋停留所」よりタクシー約7分
JR出雲市駅→広島行「三刀屋サンライン前」よりタクシー約5分
  JR JR宍道駅にて木次線に乗り換え、木次駅よりタクシー約10分
  松江道(尾道・松江線)の三刀屋木次ICから約7分
出雲から車で約30分、出雲空港から車で約25分
  駐車場情報 普通車20台、マイクロバス5台は境内内駐車可
8m以上のバスは参道通行不可
ふもとより徒歩15分


火祭り柴燈大護摩供養






観音堂





所在地と周辺地図


トピックス


毎月第1日曜日に厳修される今年最後の月護摩供です。

平成19年10月31日(水)、第6回神仏霊場巡拝に出かけました。